木星の1日はたった9時間55分

この夏は、若田さん帰還、皆既日食、土星の輪の消失、ペルセウス座流星群、
と宇宙の話題がめじろ押しでしたね。
ふーむ、1日が10時間弱だと、毎日8時間寝る人はどうすれば(笑)。
ちなみに木星は、11年かけて太陽の周りを1周します。
それから、月(衛星)が63個もあるそうですよ(!!)。

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木星について、もう少し詳しく。

言わずと知れた太陽系最大の惑星。
地球と比べて、直径は11倍、質量は320倍、体積は1320倍もあるそうです。
何とその質量は、太陽系の木星以外の惑星すべてを足したものの2.5倍!
巨大ですね~。

しかしタイトルのとおり1日が約10時間と、太陽系内で最も自転が速い惑星。
あんまり速いんで、遠心力によって赤道方向に膨らんだ楕円形をしています(笑)。

木星にも実は土星ほどじゃないにせよ、輪があります!
しかも3本。探査機ボイジャーによって、発見されました。
でもごく淡くて薄いので見えません(笑)。

西洋では、ユピテル(ローマ神話の主神)と名付けられてます。
英語名のジュピターのほうが、我々にはおなじみですが。
これはギリシャ神話のゼウスにあたります。
また中国では歳星(さいせい)と呼ばれていました。

63個の衛星のうち、最も有名なのはガリレオが発見した4つの衛星です。
すなわち、イオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト。
これらの衛星は、低倍率の望遠鏡でも観測できます。
かなり視力のいい人だったら、肉眼で観察できるかも!?

中でも最大の衛星ガニメデは、何と水星よりも大きいらしい!!
惑星よりでかい月って、とんでもないです(笑)。

イオは、火山活動が盛んです。約100の活火山がガンガン活動中。

エウロパは、氷の地表の下に海があるんじゃないかと言われてます。
もしかしたら生命が誕生している可能性も(!?)。

カリストについては、特記事項はありません。すいません(笑)。

木星についてはこんなところですが、ひとつだけ念のため補足。
「土星の輪の消失」というのは、地球からの“見た目”の話です。
約15年に1度、角度の関係で輪が見えなくなるそうです。
実際になくなったわけじゃないのでご安心を(笑)。

<文責・秋田大介>

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