「大臣」を何で「相」って略すの?

外相、農水相などと言いますが、そもそも何で「相」なんですかねー。
外務大臣。どこにも「相」なんて字、入ってません(笑)。
これは、中国で大臣のことを「宰相」ということから来てるようです。
他にも丞相、相国、相公など、いずれも日本でいうところの大臣。
だから、「外相」って呼称はちょっと海外風のシャレた表現なんですね!

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さて、例によって補足をば。
辞典(「大辞林 第二版」)によると、

「相」・・・君主をたすけて政治を行う職。大臣。宰相(さいしよう)。

とありますな。

さていつごろから、大臣を「相」と呼ぶようになったかというと。
明治時代にさかのぼります……。

内閣制度ができてから、それまで「卿」と呼ばれていた各省のトップは「大臣」となりました。
「大臣」の唐名である「宰相」「丞相」「相国」から、略称には「相」の字が用いられるように
なったというわけです。

ちなみに「首相」は、「首席宰相」の略だとか。
実はずいぶん仰々しい肩書なんですねえ。

ただ、「外相」は特殊だけど、「農水相(のうすいしょう)」って耳で聞いても、
「農水省(のうすいしょう)」と区別が付きませんね(笑)。

<文責・秋田大介>

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