F1 脱力のベルギーGP

カムイの日本語スピーチに涙がこみあげた予選。
一転、たった一周で脱力した本選・・・
ベルギーGPは一周目の事故が全てで、
最初は状況が読めなくて「またハミルトンなのか!」って思ったけど
原因はグロージャンだった。
ハミさん、ごめんよ。
こんなにがっかりしたグランプリも初めてだと思った。

昔々、中嶋悟さんの講演を聴いたときの話。
グランプリのインタビューは英語で行うのが通例。
例えばアイルトン・セナはブラジル出身だけど、基本的には全て英語で対応する。
でも、セナは優勝した時には母国語(ポルトブラジ)でインタビューに対応する。
自分もいつか表彰台の真ん中に立ちたい。
その時は日本語でインタビューを受けたい。
そう思って走り続けてきた。
でも自分は叶わなくて、次世代のドライバーに夢を託したい。
思いがけず才能のある選手と出会うことができて彼ならできるんじゃないかと思ってる・・・
という内容でした。
(ちなみに、才能のある選手というのは当時、彗星のようにデビューした高木虎之介選手のこと)

F1はヨーロッパ中心のモータースポーツ。
その中で戦う日本人ドライバーの心境。
初めてのフロントローで「日本語で」と促したインタビュアーの心意気。
予選でぐっときていただけに、たった一瞬で全てが泡になったクラッシュがショックでした。

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