私にはよくわからない「未経験」な人々。

最近ミーティングが多くて電話に出られないんだよね。

会社ですーと名乗っているにもかかかわらず、電話に誰も出ないっていうのはさすがにまずいでしょう、ということで採用面接をやっている。

で、せっかく人を採るのなら、請け負ってるプレスリリースの更新くらいはやってもらいたいなと思って「ホームページ制作補助」なる募集にしたのだが、未経験者が来る来る来る来る。

私自身、昔は未経験者だったわけで実務したことがない人を育てる覚悟位はあるんだけど、採用で集まってくる未経験者っていうのが「実務」未経験じゃなくて本当の未経験者なんだよね。何にもやったことないの。ウェブサイトの「ウ」の字も知らん、てやつ。

これって変じゃない?

少なくとも仕事としてお金もらおうってんだからさ、実務はしたことなくてもHTML書いてみるとか自分でホームページ作ってみるとかブログはじめてみるとかできる事ってあるはずでしょ。私みたいに学校に行くとかPhotoshopとかDreamWeaverを買えとは言わない、どんどん高価になってるしね。そんな事しなくても家にパソコンが一台あればタダで自己投資できちゃう業界だからさ、Web制作は。タグなんてメモ帳で打てばいいし、画像はペイント・・・とは言わないけどフリーで高機能なソフトいっぱいあるしね。いや、私はペイントで書いてたけどさ(笑)商業目的のサイトじゃないなら素材屋から借りてきてもいい訳だしさ。ネットショップで将来一儲けしたいっていうならアフィリエイトサイト立ち上げてみるとかね。

こういう未経験な人達は、自分が会社に所属したらいきなりバリバリと働き始めるって面接官に思ってもらえると思うのかしら?

別に立派なもの作って見せろとは言わないよ、金かけろとも言わない。でも最低限「これで食べていきたいです」って示せるだけの努力の形跡くらいは面接に持ってきてもいいんじゃないかなー。技術がないならせめて前職の仕事と結びつけ、こじつけでいいから壮大なビジョンを語ってみせるとかさ。アルバイトとはいえ社員登用ありの募集なんだから、20代半ば以降の採用希望者にはそれくらいの客観視身に着けて欲しい。

若い奴に限って「かっこいいです」「素敵です」とか人を持ち上げようとするけど、そういうの全くうれしくないしね。むしろ苦痛。そんな卑屈なスキル身につけるくらいなら、いっそしゃべらない方がましだよ、相手も下げて自分も下げるなんて悲しい。

あー

自分ってやっぱり欲張りなのかしら。

人に恵まれてここまで来ちゃったからなぁ。。。

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